海外生活

オーストラリアで救急車からの緊急入院

私自身はオーストラリアに3年程住んで、2年半ぶりに戻って来ての移住だったんですが

英語はまぁ日常会話は出来ます。

でも緊急事態や少しでも専門用語になると自信がないので、普段GPは日本人医師や
スタッフさんがいるところに行っています。

ですが先日ビックリの緊急事態がありました。
初めての救急搬送がまさか異国の地になるとは

もう落ちついている今だからこそ呑気に言えることですが、
結果自分だけで英語で何とかなってちょっと自信がつきました(笑)

緊急事態の経験談って実はあまりなかったので、自分の記録にも
少し記録しておこうと思います。
普段のものよりさらにつらつらと書き綴るものになるかと思いますがご了承ください。

いくつもイメージと違ったことがありますが、一番ビックリしたのは
病院食がルームサービスだったこと!

 

シェアハウスじゃなかったら最悪…

 

ある理由で意識もほぼ無くなり、倒れてしまった私

その数分前に段々辛くなってきた私は夫に電話するものの、

「忙しくてきっと今は帰れないかも。でもヤバそうだったら連絡して」
とのことでした。

家は二世帯住宅のような大きな家で側にオーナーが、
下にハウスメイトが居ました。

これは日本でも一緒だったと思いますが、

どの段階から救急へ行ってもいいの?
どのレベルで救急車呼んでいいの?

これをぐるぐる考えていたらついに意識が抜けていく感覚に
ヨロヨロとベランダの方へ向かい精一杯オーナーを呼ぶものの
大きな声なんか出ない。

娘にも呼んでくれる?て言うもののそんな大きな声出ない。

そのうちに崩れ落ちて倒れ、やっとそこで
これはヤバいやつだ
と気づきました。 

はい、これ遅すぎです。

 

幸い手元に携帯があったのでオーナーに電話
「I think this is emergency situation..」

この辺から所々しか目を開けてないのでほとんどが音での記憶
オーナーがOh my god!と言ってバタバタと下に降りながら他の
オージーのハウスメイトの名前を叫ぶ

その後救急に電話をしてくれたよう
下に住んでいるハウスメイトがさすってくれたりコンパクト扇風機を持ってきて
くれたり、とにかく話しかけてくれていました。

一時期は「助けて 早く助けて…!」と呟くくらいキツかったものの、数分で
ふわふわした感覚になり、意識は薄いけどどこか冷静に。

 

そして気づくと「Hi~!  how are you!」
と救急隊員到着

How are youてあんた
こっちゃ意識飛びかけているわ

まあだからこそでしょうか よく話しかけられました。
ふわふわしながらも英語で状況説明出来た私すごいなと後から自分で感心。

なんか血圧とったり酸素値とったり…手首に針刺されたらしいあとは
「very Brave!」と褒められた。子供か

すると突然汗だくの夫帰宅(自転車爆走で帰って来てくれた)
すごい状況にビックリした表情

 

きっとなんか色々やった後分厚い布っぽいのに乗せられ救急車へ
下に降りる階段が狭いし家の男性陣が手伝ってくれてるみたいだったので
「運びにくいとこで倒れて申し訳ないなあ」なんて考えていました。

救急車のドアが閉まる直前までは唖然として大人しく、幸いにもハウスメイトの
元に遊びに来ていた以前の他のハウスメイトカップルの彼女さん(保育士さん)に
抱っこされていた娘が泣き出してしまいました。

 

娘は大きな車が好きで救急車もしかりなので、
「娘〜泣かないで 好きな救急車近くで見れたね 救急車!て言って喜んでよ〜」
と心の中で思っていました。
普段は不謹慎なのでそんな事思いませんが自分の事なので…

 

この日助けてくれたオーナーやハウスメイト達はいつもいつも家にいる人達じゃないので
本当に運がよかったと思います。

シェアハウスじゃなかったら、あの状況でとてもじゃないけど自分で救急車を呼べなかったし娘もまだ2歳。
最悪な事になっていたんじゃないかと思います。

 

救急車って意外と救急感なかった?

 

走り出すと救急車、全然スピード感感じない どころか振動すごいなと思いました(笑)
初めて乗ったのであくまでイメージと比べてですが…

これまぁ私は大丈夫だけど揺らしたらだめな人とかいるんじゃないのかな などと
目はほぼ開かないし手足は動かないのですがうっすら所々ある意識では割と冷静

サイレンは道を通して欲しい時に鳴らすけど常にじゃないみたい。

救急車から降りて大きな病院の救急に入ってからも、なんかすごい放置されてるなぁと
思ってうっすら目を開けてみると 救急隊員のミッチーが病院で座って受付中

受付の人も座ってなんかガム食べてる

呑気やな!!( ◉ ∀ ◉ ) と心の中で突っ込んじゃいましたよ

 

ドラマだとこう…ガラガラとみんな走りながら病院側の人に「血圧いくつの〜…!」と
伝えながら急いで処置室に運ばれるじゃないですか?

まぁ実際プロから見て数秒数分で死ぬような状況じゃないと分かってるからなのかな
と思いますが(そうであっていただかないと)

 

その後なんか入れ替わり立ち代わりいろんな人に自己紹介後、針刺されたり
血を抜かれたり服脱がされ着替えさせられたりだの
色々あったような気がしますがいまいち覚えてなく、
ただ目を閉じてると気持ちいいくらいの感覚だったところを
「tiredなのは分かるけど目を開けて何をしているか見ていてね!」と
言われてからとりあえず目を開けてぼーっとしていた気がします。

 

処置など説明され、全部はやはり意味が分からなかったけど何が言いたいのかは
分かったのがまだよかったです。
そもそも分からない事で恐怖を感じるような感覚はなかったんですが…

血を抜く際、あまりにも血圧が低すぎてなかなか取れないから手をグーパーしてくれる?
と言われてほぼ不可能だった…

1人日本人の看護師の方がいて「日本と違ってだいたい戻ったらすぐ家に返しちゃうから
入院になるかは分からない」と言われましたが、そんなオーストラリアでも
入院コースでした。

 

ただ、血圧が”救急を出てもいい数値”になかなか上がらず随分長い間留まっていました。

というのも、病棟へ行くと常に専門医さんがいるわけじゃなくて看護師もバイトや
フリーランスが多数で”緊急自体”や”救急レベル”になると対応出来ずに
救急の部門へ電話が来て駆けつけなくてはならない為、あまり動く事が無いようにだいたいの数値になるまでは救急でみる事になってるそう。

 

夜中になりほぼ1日食事を取ってなかったのでお腹空いたっていうと
サンドイッチ、ゼリー、クラッカー、アップルジュースなどが入っているランチボックスをくれました。

信じられない事に他所のベッドにお見舞いに来た人はコーラとピザハット持ってきてました。匂い…!
ていうかいいの? 救急病院でピザハットいいの?

 

毎日看護師が違う

 

入院するとどこでもそうだと思いますが、日勤と夜勤の肩がいますよね
交代の時には挨拶しにきてくれるんですが、3日間の入院で2人づつ
1日で4人を3日間
1度たりとも同じ人を見ませんでした。

随分たくさんいるよう…
面会時間何時までかを聞くと「普段ここで働いて無いから分からないわ〜」と
言う人も

医師に関してはなかなかお会い出来ない(笑)
かなりシステムが違うんだなと感じました。

また、掃除や配膳のスタッフの方以外にリネンなど含め、医療行為以外の
お世話をする方もいました。
シーツを変えたり枕を持ってきてもらったり、検査に行くのに車椅子を押してもらったり
してくれる人です。 かなりの分業制ですね

 

検査は最低限?

 

オーストラリアのパブリック(公立)病院は予算内でまわっているのであまり過剰に
検査などもしません。

「念のため…」というレベルのは。

ただ、今回何度も看護師や医師との会話で「あの検査しますか」と
割としつこめに確認がてら話にだしてたら念のための検査してくれました

誰かに聞いた気がする、「何でも言ってみるべし!」
これは実行する価値あるかもしれません。

やって損なし

ちなみに一般的な日本人女性はオーストラリアに在住の多くの女性より小さくて細く、血圧も平均的に低いのですが”人種に寄る数値の違い”は考慮されないようで、普通より心配されてる感がありました。
ある意味良かった?

血圧バンドも1番小さいSSサイズが丁度で「子供じゃないか!」と言われ、
日本では割と高身長な私は「小さい小さい」言われてちょっと新鮮で嬉しかったです(笑)

病院食はルームサービスでご自由に!

 

私が入院した病院の話なので他はわかりませんが、なんと病院食がオーダーの
ルームサービス!

最初絶飲食だったのが解禁されてお腹空いた!と言うと
「もうオーダーした?」と聞く看護師さん

えっ オーダーってなんだと思ったら渡されるメニュー表

朝ごはんメニューから時間限らず頼めるデザート、軽食類、ランチとディナーには
ビーフストロガノフなんてのも…

 

いいのかこれ病人に( ◉ ∀ ◉ )!!

一応コンピュータで管理された個人のデータ上にカロリー制限があるのかなど
載っているようで、食べちゃいけない時はオーダーを断られるし解禁されたら
看護師さんに変更処理をしてもらうようでした。

解禁後私はなんの制限もないので自由〜
ありすぎて迷う…

サンドイッチなんて、パンと種類、具材、マヨなどから選ぶオーダーメイド
ココアも豆乳?フルクリーム? なんて細かく指定

意外とピザが美味しくて2回食べました。

 

長期入院とかで同じものばかり食べてたりすると偏ってるの指導されたりするのかな?
…無さそう…

いつでも頼めるメニューって。 いいのかケーキやアイスなんて

病院食って色と味の薄い物をイメージしていたので一番カルチャーショックでした。

 

でも完全オーダー制だと朝とか遅れて逃してしまいそう…

 

Medicareがあればもちろん全部無料

 

3日で退院となった私
日本でいう国民健康保険のようなMedicareを持っている前提での経験談です

救急車を呼ぶ時も「あ〜オーストラリアって救急車有料って聞いた気が…
アメリカなんて何10万て話もあるしなあ」という理由でも迷っていましたが

住んでいる州によるみたいです。

結局今回救急車、救急処置、入院、検査、ご飯 全て無料でした!
これこれ これ大事! この為に出産後も永住権がちゃんとおりるまで
待っていたというもの。

 

ルームサービスに関しては「どうなんだろう…」と思いつつも料金が載っていなかったので
もしかしてと思っていました。

「もう退院OK!帰っていいよ〜忘れ物ない?」と最後の時も
荷物まとめて直帰するだけ

家族が入院した際、日本だとお会計して帰る流れがあったので
本当に?なんか気軽すぎない?と疑っていたくらい…

ありがたいことです。ありがとうオーストラリア政府

 

通訳をつけることも出来ます

 

こちらでは頼めば通訳を無料でつけることが出来ます(パブリック)
前もっての予約じゃなくても電話口での通訳を頼めるんだとか

ただ、今回の一連で全ての言葉は分からなくても大事そうなところは確認して
理解できたし自分のことも説明出来たことで英語の自信が少しつきました!

 

だって意識薄れる中でも使えたんです英語 大したもんだ自分。
大変な目にあったけどこの自信がついたのは良いことでした。

 

もちろん行かないで済むにこしたことはない

 

病院、特に救急なんて緊急事態ですから行く状況にならない事が1番良いんですが
もし何かあればきっと自分の判断の1、2歩手前で病院へ行ったりして良いんだと思います。

手遅れになるくらいなら、「何で来たんだ」なんて怒られることはないでしょうし
すぐ帰れる状況ならそれにこしたことはない。

 

入院中から娘の分離恐怖からのグズグズでややこしくなったり、しばらくは私の姿が
見えないとパニックになりかけたりなど退院後は娘のフォローが必要だったので
辛い思いをさせたなあと申し訳なくなりました。

 

 

そんな経験で感じたこれは余談ですが、こんな小さな子供に「ママがいなくなるかも」
「もう会えなくなる」というのを絵本で読み聞かせるものがあるとネットで知りました。

中身は読んだ事がありませんが、あんな辛いことをわざわざ絵本で繰り返し読み聞かせるなんて信じられません。

まだまだ小さな子供達
ママはずっと一緒だよ 大好きだよ が一番大事な時期です。
子供に与えるものはそういう意味でもよく確認しなくては怖いですね…

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